のふブログ

工学系のツライツライ研究室を修了してエンジニアになった若造の話です

修士1年目について

 

どうも、台湾旅行の帰りにインフルでフライト中死んでいた のふです。

さて、台湾旅行は面白かったので別の記事として残しておくつもりですが

取り敢えずは修士生活のことを忘れないうちにこちらを書ききってしまう予定です。

(みてる人おるんかなこれ)

 

  1. この文章を残すという理由
  2. 修士課程に進むきっかけ
  3. 修士1年目
  4. 修士2年目
  5. 修士課程中の生活等
  6. 反省点
  7. 今後頑張る人達へ伝えたいこと

今回は修士1年目について!

修士を終えた私が言うのもアレですが、正直修士号、博士号のシステムってです。

本来は「博士課程」のうち「博士前期課程≒修士課程」なようで、

「博士=博士前期課程+博士後期課程」といった括りなようです。

(間違えていたらすいません

要は修士って博士を途中でやめた人ってことでいいのかな?

 

 

そんな中で前期とか後期とかいう単語を使うとややこしくなってしまうので

修士1年目 修士2年目 と呼ぶことにします

 

さて、ココから本題の修士1年目の生活となります。

基本的に1年目は

 ・TA(ティーチングアシスタント)

・雑用

・後輩の世話

・研究テーマの方針決め

・対外発表

・講義

ぐらいですかね

 

それでは上から適当に解説していきまっしょう(゚∀゚)

・TA

言わずもがなTHE教授からの雑用です 

時給はあるにはあるのですが、うちの場合1000円程 

なんだ 悪くないじゃん そう思ったそこのあなた! 実質の時給なんて200円行くか行かないかってレベルです。

なぜならその時給が適用される時間は「講義をしている時間のみ」つまり講義の準備や問題作成、採点などは仕事としてカウントされていないのです。

もっとちゃんとした大学なら出してくれるのかも知れませんが、正直断って普通にバイトしたほうがいいです。

 

ちなみにTAにも二種類あり、「実験監督」「講義補助」があります。

前者の「実験監督」では学生実験がちゃんと出来ているか傍から見るだけですし、これといった採点もないので本当に楽で時給に見合った内容となっています。

問題は「講義補助」これが本当にひどい 本当に

一週間に受け持っている講義は1科目ですが、演習を含めると2限分です。1時限大体

90分なので180分 つまり一回の講義で発生するバイト料は3時間x1000円の3000円です。対して実験は講義より若干時間が多いです。大体4時間程で4000円

 

教授:ワイ忙しいからこの問題作っといて~

私    :えぇ・・・(分かりました)

教授:なんやねんこのゴミ もう自分で作り直すわ

私    :なんやねん(なんやねん)

 

講義のTAではこういったやり取りが毎週続きます。また、演習の時間に至っては ココはTAののふ君が説明してくれるそうです。 ハイドーゾ なんて言われる始末。オイオイオイ

正直だいぶ精神が削られました…まぁ…鍛えられたのかなお蔭で でもココらへんは学校に寄ると思うので先輩などに聞いてみてください!

 

次!

・雑用

まぁこれは対して特筆するようなことではないです。私の世代ではドクターとM2がいなかったため、「お前らが研究室まとめるんだよな?」と圧をかけられていました。

研究をするには環境からということでオシロ等計測器の管理からプローブに番号つけて壊れたらどこに発注かければ良いとか云々かんぬん 取り敢えず時間泥棒です

 

・後輩の世話

これはどこに行ってもついて回ると思います。小中高もしくはサークルにてすでに体験していた人は多いのではないでしょうか?私は転校続きだったのでほとんどありませんでしたけども…正直行って1年目は大失敗でした。相手が悪かったのか私の教え方が悪かったのか分かりませんが、何にせよ大失敗でした。

怒っても出来ない褒めても出来ない手本見せても出来ない疑問もない質問もしてくれないとなると正直お手上げです。そうなると段々両者の間に溝がうまれて・・・

大丈夫でもないのに「大丈夫です」と返事が返ってくることになります。

ココで学んだのは「大丈夫?」と質問しないことでした。人間反射的に「大丈夫」と言ってしまうものです。「何がダメそう?」とか聞いてあげるともっと良かったのかなと

 

・研究テーマの方針決め

修士が頭を抱えるのはやはりココではないでしょうか?学部でやった内容の延長線上で本当に良いのか、それとも今のうちにテーマを変えてみるべきなのか…教授と相談しても結局自分が何をやりたいのかイマイチ分かっていませんでした。楽しいといえば楽しいんですが、全力投球は出来ない何かがあったのです。この気持は2年までズルズルと引きずることになりました。トホホ

 

・対外発表

うちの大学では対外発表を最低でも1回はすることというのがノルマでした。ないところも、もっと厳しいところもあるみたいです。

幸いうちの教授は良くも悪くも先が見える人でしたので1年の内に絶対済ませるぞと一緒に頑張ってくれました。ありがたやありがたや…

やはり対外発表は始めの内にしておいたほうがいいです。学部のテーマ+αでもいいので。

何がおいしいって学生で若いと許されるということです。コレが本当に大きい。自分の気持ち的にも楽になりますし、相手も殺すほどの質問はしてきません。とはいっても厳しいことに変わりはないですが(笑)

あとは発表をしなくても良いので色んな学会に出てみることでしょうか?空気感とか進行の流れとかよく使われる言葉とか結構勉強になります。

 

ラスト!

・講義

 講義も大学によってまちまちだとは思いますが、うちの場合は合計で20単位必要でした。1科目2単位なので10科目ですね。しかしこれ学部の頃と違って中々に厳しいので注意です。基本的には皆の前で調べてきたことの発表や数式解くやら…何かとコミュ障にはツライツライことばかりでした。あと出席に関しても結構厳しいです。

3回欠席or遅刻したら単位出さないなんて講義もありました。4年生で講義もなくたるんでいた私にとっては朝9時から学校というのがとてもツラかった お蔭で幾つか出席で単位落としました(笑)

ココだけ聞くとちゃんと対策していれば問題なくない?と思うかもしれませんが、そんなに甘くなかったです。上記の雑用やTAや後輩の面倒をみながら自分と専門外のことについて調べ発表しないといけないのです。それが毎週続くともう…ね

 

取り敢えず1年目はこんな感じでした。正直就活とかまだまだ先の話だろと考えていましたし、研究テーマもどうにかなるだろうと楽観視していました。予想以上に後輩指導とTAにメンタルを持っていかれましたね。

ツラツラと駄文を書いてしまいましたが参考になれば幸いです。ではまた次の記事で

最後まで読んでいただきありがとうございました(゚∀゚)